【全2回・webワークショップ】AI開発・利用における課題の全体像整理と ガバナンスガイドライン~形式を取り繕うだけで終わらせないAI原則の実現 - Business & Law(ビジネスアンドロー)

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DETAIL

受講方法 オンラインライブ配信
開催日 第1回 2024年5月14日(火)14:00 ~ 16:00
第2回 2024年5月16日(木)14:00 ~ 16:00
難易度 中級
概要

本セミナーは2024年5月14日(火)・5月16日(木)配信のWEBライブセミナーです。ライブ受講用の視聴URLは開催前日までにメールにてご案内します。(一部のお客様において、弊社からお送りしたメールが迷惑メールとして取り扱われる等、正常にご確認いただけない事象が発生しています。視聴URLが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせいただく前に迷惑メールフォルダやゴミ箱を一度ご確認くださいますようお願い申し上げます)

画像や文章、コンピュータプログラムなどを対象とした生成AIの広がりにより、ビジネスの現場でもAIを利活用する動きが活発化しています。AIによる生成物の品質が向上した結果、これまで想定されていなかった場面におけるAIの利活用が検討され、それに伴う新たな問題も認識され始めています。

政府の動きとしても、日本では「責任あるAI、信頼できるAIの推進に向け、著作権侵害などの具体的なリスクへの対応をはじめ、必要な方策を検討していく」として知的財産推進計画が決定されました。欧州でも「テクノロジーを規制するものではなく、AIによって人が差別的な扱いを受けないよう、どう利用すればよいかルールを設けようとしている」としてAIの利用に規制を設ける法案が議論されています。

企業側でもAIガバナンスへの取組みの必要性が周知され始めており、各企業は、おおよそ「AIポリシー」や「AI原則」といった名称のペーパーを公表し始めています。このような動きを経て、大枠レベルでは、プライバシー、透明性、公平性等といった項目が必要であることは、既に共通理解が醸成されつつあるといえます。しかし、その先について、具体的にどのような取組みを実施していくべきかという点については、まだ不明点が多く悩みが大きくなっています。

そこで、このセミナーでは、それまでのAIをめぐる議論に、この1年の生成AIブームの動向を加味した、AI利活用に関する課題と考え方の全体像を整理したうえで、形式的なAI原則の制定ではなく、それに魂を吹き込み実際のビジネス活用へと繋げるために必要な取組みについて考えていきます。

※一部双方向でのやり取りを想定しています。
※プログラム記載の所要時間は目安です。内容はAIに関する動向を踏まえて、適宜変更される可能性があります。

プログラム

■第1回■

  1. 1. AIを取り巻く世界の動向(30分)
  •  (1)      欧州におけるAIの利用に関する包括的な規制案の議論
  •  (2)      米国におけるAI規制の動向
  1. 2.AIにおける開発段階・利用段階の課題の整理(20分)
  •  (1)      基本的なAIの開発段階と利用段階の流れ
  •  (2)      個人データ、著作権、AIによるバイアスなどの問題とAIの各段階の関係

~休憩~

  1. 3.AIと著作権(30分)
  •  (1)      著作権により守るべきものと守るべきではないもの
  •  (2)      学習用データと米国の著作権侵害訴訟
  1. 4.AIと個人データ(20分)
  •  (1)     学習済みモデルの第三者提供
  •  (2)     個人データはどこまで残るのか

 

■第2回■

  1. 5.前回のまとめ(10分)
  2. 6.AIをどのような目的で利用するのか(30分)
  •  (1)      プロファイリングの問題点
  •  (2)      取得するデータと分析内容の関連性

~休憩~

  1. 7.AIの開発企業と利用企業の役割分担のあり方(20分)
  •  (1)      ビジネスにおいてAIを利活用する上で確認すべきポイント
  •  (2)      AI利用者の不安を解消するためにどうすべきか
  •  (3)      新規ビジネスにおける見切り発車の妥協点
  1. 8.AI原則に魂を込めるには(30分)
  •  (1)      AI利用のリスク分類と守るべき権利
  •  (2)      リスクベースアプローチと原理原則アプローチ
  •  (3)      事業を後押しするための仕組みづくり ~具体例を交えて~
  1. 9.全体のまとめ(10分)

 

定員 15
参加費(税込) 全2回セット29,700円(各回17,600円)
講師名

渡邊満久  氏(principledrive法律事務所/株式会社 弁護士・代表取締役)

08年京都大学法学部卒業。11年京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻修了。13年より都内法律事務所、村田・若槻法律事務所、PwC弁護士法人、AsiaWise法律事務所パートナーを経て、23年principledrive株式会社/法律事務所創設。

 

田中陽介 氏(principledrive株式会社 取締役)

06年京都大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了。外資企業知財部に勤務したのちシンガポールに移住。2012年シンガポール国立大学知的財産法コース修了。その後シンガポールの特許事務所、AsiaWise Group(インドのWadhwa Law Office出向)を経て、2023年principledrive株式会社を創設。

参加対象 法務部、経営企画部、AIデータガバナンス対応に携わる方など
※法律事務所勤務の弁護士の方にはご遠慮いただいております。
オンラインセミナー の受講方法

※本オンラインセミナーの配信方法は、ライブ配信(Zoom)、録画配信(VIMEO)にて配信を予定しております。
※お申込み受付完了後、別途セミナー視聴URLをお送りします  
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 ◎テスト動画視聴URL:https://vimeo.com/516602657 パスワード:Vg5J3Ld
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■視聴時の推奨環境はこちら 

主催

Business & Law 合同会社

備考欄

■お申込み前に「有料セミナー申込みに際してのご案内」をご確認ください。
■セミナー内容は予告なく変更となる可能性があります。

問合せ先

Business & Law 合同会社 セミナー担当
Email : seminar@businessandlaw.jp

注意事項

■一部例外セミナーを除いては法律事務所勤務の弁護士の方のお申込みはご遠慮ください。

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■振込手数料はお客様のご負担にてお願いします。

■アーカイブ配信(録画配信)は、視聴URL到着より60日間、何度でもご視聴いただけます(一部対象外のセミナーもあり)。

■お申し込みの際にご提供いただいた情報は主催者と講師からの案内等のみに使用させて頂く場合がございます。

■キャンセルポリシー

<オンライン録画配信の場合>

 お申込み完了時点で参加費用が発生します。いかなる場合もキャンセル・返金はできません。

<会場受講/オンラインライブ配信の場合>

 参加費お振込前: キャンセルの場合は開催日の3営業日前18時までにご連絡ください。それ以降のキャンセルは全額参加費をご請求いたします。(営業日:平日)
 参加費お振込後: いかなる場合もキャンセル・返金はできません。

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