DETAIL
受講方法 |
ライブ配信(2025年7月8日(火)13:30~14:30) 録画配信(2025年8月中旬~) |
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難易度 | 初級 |
到達目標 | 英文契約書の全体像、和文契約との構造の違いを理解する |
概要 |
※ 本セミナーは2025年7月8日(火)開催のWEBセミナーです。ライブ受講用の視聴URLは開催前日までに、録画受講は8月中旬に視聴URLを送付いたします。 ※ 録画配信用の視聴URLは、8月中旬以降、お申し込みから4営業日以内にメールにてお送りします(一部のお客様において、弊社からお送りしたメールが迷惑メールとして取り扱われる等、正常にご確認いただけない事象が発生しています。4営業日を過ぎても視聴URLが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせいただく前に迷惑メールフォルダやゴミ箱を一度ご確認くださいますようお願い申し上げます)。 本講座は、英文契約書実務の基礎的知識について、実務上重要なポイントとヒントを交えながら、短時間で習得できる講座です。大手法律事務所に所属し企業法務を専門とする実務経験20年のベテランの弁護士(米国ロースクール留学・ニューヨーク州の資格を取得後、英国及び香港の法律事務所で勤務。現在は、主に日系企業と海外企業との間での契約交渉案件に、多数関与)が、英文契約を使用するクロスボーダーの取引にかかる豊富な実務経験に基づき、英文契約の理論的な解釈手法をベースに、実際の契約実務において問題となり得る論点などについて、具体的な事例を交えながら解説いたします。 |
プログラム |
1.英文契約書の全体像(全体フレームワークと各パートの意義や機能) (1)冒頭部分(契約の締結日、前文、当事者の表記、定義条項及び解釈条項等) (2)実質条項部分(当事者の具体的な権利・義務や、表明保証条項など) (3)一般条項(Miscellaneous) (4)契約の締結(調印)日、や当事者の署名欄 (5)添付書類(Annex、Schedule、Exhibit) 2.英文契約の条文構造(和文との文章構造の違いを中心に) (1)主語と述語の対応関係。特に、英文特有の助動詞(shall、will、mayなど)の存在。 3.英文契約における一般条項(Miscellaneous)とは (1)一般条項の位置づけと役割について 4.英文契約において特徴的な用語や言い回しについて (1)助動詞(shall、will、mayなど)の使い分け
<更に学びたい方向け>本講演の詳解編を有料にて8/26(火)にライブ配信予定です。詳細確定次第、本ページでもお知らせいたします。 【有料・8/26(火)開催】英文契約の正体をつかむ~条文構造から用語まで(詳解編) ■英文契約の条文構造(和文との文章構造の違いを中心に) (1)定義語の表示の仕方について(和文の違いを中心に)。 (2)本文と、その但し書きの表記方法(「provided(however)that~」や「unless~」など) (3)「if」節の使い方とその意義 (4)否定文(「No~」や「Nothing~」)など *番外編:和文の契約をそのまま翻訳したら、英文契約が完成するかどうか検証してみよう。 ■英文契約における一般条項(Miscellaneous)とは (1)典型的な一般条項のご紹介:守秘義務条項、不可抗力条項、分離可能性、完全合意、費用負担、準拠法、紛争解決(管轄)条項、契約上の地位の譲渡、カウンターパーツ条項など ■英文契約において特徴的な用語や言い回しについて (1)ラテン語の表記(「mutatis mutandis」、「pari passu」、「vice versa」、「de facto」など) (2)条文相互の関係性や優劣を示すもの:「Subject to~」や「Notwithstanding~」など (3)契約当事者ではない者に間接的に義務を負わせる言い回し:「shall ensure that~」など (4)解釈規定(注意的規定)の特徴:「For the avoidance of doubt~」や「For clarity~」など (5)努力義務の表現と種類:「shall use(best/reasonable) endeavours to~」など (6)誠実協議義務とその功罪:「shall discuss in good faith~」など |
参加費(税込) |
無料(事前登録制) ※ビジネスアンドロー・プラス会員は申込不要。本セミナーページからご視聴いただけます。 |
講師名 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 スペシャル・カウンセル 大槻 由昭 氏 |
プロフィール |
2004年東京大学法学部卒業、同年弁護士登録(第一東京弁護士会)、同年西村あさひ法律事務所入所。2011年米国のUniversity of Southern California Gould School of Law (LL.M.)。2012年ニューヨーク州弁護士登録。2011年ロンドンのNorton Rose Fulbright法律事務所勤務。2012年香港のWoo Kwan Lee & Lo法律事務所勤務。2012年-2014年新日鐵住金(現日本製鉄)株式会社勤務。2022年4月より現職。 <直近のセミナー開催実績>英文契約を題材としたセミナーとして、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株主間契約(Shareholders’Agreement)ケーススタディ~』、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株式譲渡契約(SPA)ケーススタディ~ シリーズ2』、令和6年度モザンビークLNG研修:「Major and Common Terms and Conditions of LNG SPA」、『英文契約書実務の基本 ~具体事例からトラブルとなり得る論点を押さえる~』、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株式譲渡契約(SPA)ケーススタディ~ シリーズ3』ほか多数 |
参加対象 |
法務・知財・コンプライアンス部など、英文契約書を学びたい方など ※ 法律事務所勤務の弁護士の方にはご遠慮いただいております。 |
オンラインセミナー の受講方法 |
※本オンラインセミナーの配信方法は、ライブ配信(Zoom)、録画配信(VIMEO)にて配信を予定しております。 |
共催 |
Business & Law 合同会社 |
問合せ先 |
Business & Law 合同会社 セミナー担当 |
注意事項
※法律事務所勤務の方、コンサルティング・ファーム他、主催者と同業者・競合する方と判断した場合、お申込みをお断りします。
※ライブ受講用の視聴URLは開催前日までにメールにてご案内します。迷惑メールフォルダに割り振られる事象が発生しております。ご確認お願いします。録画配信視聴URLは、準備が出来次第ご案内いたします。
※事前資料の配布はございません。セミナーアンケートご回答の方に資料をお送りいたします。
※お申込み時のご登録情報はBusiness & Lawからの案内等に使用させて頂きます。
※ご登録情報から所属先が不明な方等(会社名が不明、メールアドレスがフリーアドレスの方等)のお申込みについては、個別に連絡することなく視聴をお断りする場合がございます。
※セミナーの録画録音は一切禁止といたします。
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