DETAIL
受講方法 |
ライブ配信(2025年8月26日(火)13:30~16:30) 録画配信(2025年9月下旬~) |
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難易度 | 中級 |
到達目標 | 【基礎編】で習得済みの、英文契約書の全体像など基礎知識を前提に、和文契約との構造の違いや英文契約の一般条項、及び英文契約に特有の表現や言い回しなどを理解する |
概要 |
※ 本セミナーは2025年8月26日(火)開催のWEBセミナーです。ライブ受講用の視聴URLは開催前日までに、録画受講は9月下旬に視聴URLを送付いたします。 ※ 録画配信用の視聴URLは、9月下旬以降、お申し込みから4営業日以内にメールにてお送りします(一部のお客様において、弊社からお送りしたメールが迷惑メールとして取り扱われる等、正常にご確認いただけない事象が発生しています。4営業日を過ぎても視聴URLが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせいただく前に迷惑メールフォルダやゴミ箱を一度ご確認くださいますようお願い申し上げます)。 本講座は、英文契約書実務の基礎的知識について、実務上重要なポイントとヒントを交えながら、短時間で習得できる講座です。大手法律事務所に所属し企業法務を専門とする実務経験20年のベテランの弁護士(米国ロースクール留学・ニューヨーク州の資格を取得後、英国及び香港の法律事務所で勤務。現在は、主に日系企業と海外企業との間での契約交渉案件に、多数関与)が、英文契約を使用するクロスボーダーの取引にかかる豊富な実務経験に基づき、英文契約の理論的な解釈手法をベースに、実際の契約実務において問題となり得る論点などについて、具体的な事例を交えながら解説いたします。 ※なお、本講座は、同講師による『【無料】英文契約の正体をつかむ~条文構造から用語まで(基礎編)』(2025年7月8日開催)の続編という位置づけになりますが、本講座『 【有料】英文契約の正体をつかむ~条文構造から用語まで(詳解編)』のみをご聴講される方でも、内容はご理解いただけるものとなっております。 |
プログラム |
1.はじめに 『 【無料】英文契約の正体をつかむ~条文構造から用語まで(基礎編)』(2025年7月8日開催)の講義内容の簡単なおさらい 2.英文契約の条文構造(和文との文章構造の違いを中心に) (1)主語と述語の対応関係。特に、英文特有の助動詞(shall、will、mayなど)の存在。※本項目は、無料編で公開済み。有料編では、簡単に、そのおさらいのみをいたします。 (2)定義語の表示の仕方について(和文の違いを中心に)。 (3)本文と、その但し書きの表記方法(「provided(however)that~」や「unless~」など) (4)「if」節の使い方とその意義 (5)否定文(「No~」や「Nothing~」)など *番外編:和文の契約をそのまま翻訳したら、英文契約が完成するかどうか検証してみよう。 3.英文契約における一般条項(Miscellaneous)とは (1)一般条項の位置づけと役割について ※本項目は、無料編で公開済み。有料編では、簡単に、そのおさらいのみをいたします。 (2)典型的な一般条項のご紹介:守秘義務条項、不可抗力条項、分離可能性、完全合意、費用負担、準拠法、紛争解決(管轄)条項、契約上の地位の譲渡、カウンターパーツ条項など 4.英文契約において特徴的な用語や言い回しについて (1)助動詞(shall、will、mayなど)の使い分け ※本項目は、無料編で公開済み。有料編では、簡単に、そのおさらいのみをいたします。 (2)条文相互の関係性や優劣を示すもの:「Subject to~」や「Notwithstanding~」など (3)契約当事者ではない者に間接的に義務を負わせる言い回し:「shall ensure that~」など (4)解釈規定(注意的規定)の特徴:「For the avoidance of doubt~」や「For clarity~」など (5)努力義務の表現と種類:「shall use(best/reasonable) endeavours to~」など (6)誠実協議義務とその功罪:「shall discuss in good faith~」など |
参加費(税込) |
17,600円 ※研修動画として企業単位でのお申込みの場合:1社5名まで:52,800円、15名まで:105,600円、16名以上はお問い合わせください。 ※ビジネスアンドロー・プラス会員は申込不要。本セミナーページからご視聴いただけます。 |
講師名 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 スペシャル・カウンセル 大槻 由昭 氏 |
プロフィール |
2004年東京大学法学部卒業、同年弁護士登録(第一東京弁護士会)、同年西村あさひ法律事務所入所。2011年米国のUniversity of Southern California Gould School of Law (LL.M.)。2012年ニューヨーク州弁護士登録。2011年ロンドンのNorton Rose Fulbright法律事務所勤務。2012年香港のWoo Kwan Lee & Lo法律事務所勤務。2012年-2014年新日鐵住金(現日本製鉄)株式会社勤務。2022年4月より現職。 <直近のセミナー開催実績>英文契約を題材としたセミナーとして、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株主間契約(Shareholders’Agreement)ケーススタディ~』、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株式譲渡契約(SPA)ケーススタディ~ シリーズ2』、令和6年度モザンビークLNG研修:「Major and Common Terms and Conditions of LNG SPA」、『英文契約書実務の基本 ~具体事例からトラブルとなり得る論点を押さえる~』、『海外企業とのM&A契約(実践編)~株式譲渡契約(SPA)ケーススタディ~ シリーズ3』ほか多数。 |
参加対象 |
法務・知財・コンプライアンス部など、英文契約書を学びたい方など ※ 法律事務所勤務の弁護士の方にはご遠慮いただいております。 |
オンラインセミナー の受講方法 |
※本オンラインセミナーの配信方法は、ライブ配信(Zoom)、録画配信(VIMEO)にて配信を予定しております。 |
共催 |
Business & Law 合同会社 |
問合せ先 |
Business & Law 合同会社 セミナー担当 |
注意事項
■一部例外セミナーを除いて、法律事務所勤務の方のお申込みはご遠慮ください。
■受講料の銀行振込ご選択の方へは請求書発行方法を後日メールでお送りします。
■振込手数料はお客様のご負担にてお願いします。
■アーカイブ配信(録画配信)は視聴URL到着より60日間、何度でもご視聴いただけます(一部対象外セミナーもあり)。
■お申込み時の登録情報は主催者(講師)からの案内等に使用させて頂きます。
■キャンセルポリシー
<オンライン録画配信の場合>お申込み完了時点で参加費用が発生します。いかなる場合もキャンセル・返金はできません。
<会場受講/オンラインライブ配信の場合>
●参加費お振込前:キャンセルの場合は開催日の3営業日前18時までにご連絡ください。それ以降は全額参加費をご請求いたします。(営業日:平日)
●参加費お振込後:いかなる場合もキャンセル・返金はできません。
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