スパークル法律事務所 - Business & Law(ビジネスアンドロー)

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リーガルテックの積極活用でクライアントファーストを実現

進化するリーガルテックを弁護士業務に積極的に活用することによる弁護士の価値の最大化を目指し、2021年4月に開設されたスパークル法律事務所。創設者の三谷革司弁護士は、企業法務を取り扱う法律事務所にて長くパートナー弁護士として活躍。海外留学後、ニューヨーク州弁護士資格も取得し、株主総会に関するアドバイスからコンプライアンス、カルテル事件等の競争法案件やM&A、国際取引から紛争まで、国内外の企業を代理して数々の案件を手がけたキャリアを誇る。
三谷弁護士が事務所名の“スパークル”に込めたのは、「個々の弁護士が能力を発揮して輝ける場にしたい」という強い思いである。「弁護士がその能力を最大限に発揮できる場面にリソースを集中するためには、リーガルテックの活用が不可欠。当事務所では書籍や文献のリサーチやAIによる契約書のレビュー、翻訳ソフトやデータベースなど、最新テクロジーの活用によって可能な限り弁護士業務を効率化し、弁護士がよりクリエイティブに頭を働かせ、依頼者にとって最適なアウトプットをスピーディに提供することを目指しています」(三谷弁護士)。
最近では、事務所内での議事録作成やアイデア出しなどに、いち早くChatGPTを活用。そうした最先端のテクノロジーと法的なリスクを深く理解し、企業が新技術を導入する際の適切な支援やアドバイスにつなげられるのも同事務所の強みだ。

三谷 革司 弁護士

ブログやSNSを通じた積極的な情報発信

上場準備を行うスタートアップから、さまざまな業界の上場会社などの大手企業までをクライアントに持つ同事務所。近時は、特に取締役の善管注意義務に関わる問題や経営支配権をめぐる株主間紛争、買収提案への対応、さらには法令違反事件を含むコンプライアンス事案対応などで、数々の実績を積み上げている。
法律事務所として順調に発展する中で、2022年には一般民事と企業法務を取り扱う国内法律事務所で多くの訴訟案件などを手がけた経験を持つ、津城耕右弁護士が入所。
「より企業法務に注力したいという思いもあり、スパークル法律事務所の理念に共感して入所を決めました。企業法務の最前線に常に身を置き、最新のテクノロジーや法務トレンドなどについても常にアンテナを張って情報収集を行う三谷弁護士とともに働くことで、弁護士として大きく成長できている実感があります」。そう話す津城弁護士のもとには、個人情報保護法や電気通信事業法など、法改正への対応についての相談が多く寄せられ、同事務所が理想の弁護士像とする“ジェネラリストかつスペシャリスト”への道を順調に歩んでいる。
また、事務所のウェブサイトに掲載されるブログやnote、SNSなどで弁護士自らが積極的に情報発信を行うのも同事務所の特徴だ。
「インターネットが発展し、ウェブ上には法律問題についての情報が溢れていますが、中には真偽が怪しい情報も少なくありません。そこで私たちのような経験のある弁護士が、業務と同様にクオリティの高い情報を発信することで、企業の法務部の方々のお役に立てるのではないかと考えています。また、私たちは親しみやすくクライアントフレンドリーな弁護士でありたいと考えていますし、そのためにも弁護士自らが積極的に情報を発信することは大切です」(三谷弁護士)。
三谷弁護士によれば、インターネットを通じた情報発信によって思わぬネットワークが広がったりすることもあるのだとか。実際に津城弁護士も、三谷弁護士が発信する情報でその人柄などを知り、同事務所への入所を希望したという。

津城 耕右 弁護士

スペシャルな弁護士が集い挑戦するプラットフォームへ

開所から3年が経ち、事務所の基盤が固まった。「次は拡大のフェーズ。法律事務所としての対外発信をより強化すると同時に、向上心とアントレプレナーシップを持つ人材が集う“挑戦の場”となる法律事務所を目指したいですね」と三谷弁護士は話す。
その言葉どおり、2023年4月には、海外の名だたる大手証券会社で法務部長やコンプライアンス部長を務めた経験を持つ齊藤真琴弁護士が加入。
「三谷弁護士とはコロンビアロースクールに留学していた頃に知り合い、その活躍ぶりをずっと注目していました。私自身、純粋な日本人でありながら、日本法も日本語も使わない米国本社のリージョン業務やリスクマネジメント、規制業種におけるレギュレーションへの対応など、さまざまな経験を積んできました。海外の大手証券会社でのインハウスとしての私の経験と、企業法務の一線で活躍してこられた三谷弁護士の経験をかけ合わせれば、事務所としての強みが増すことはもちろん、“何かおもしろいことが起こせそうだ”と考えたのが入所した理由です。また、日本の弁護士としては珍しい自らのキャリアを活かすため、企業法務コンサルティングを行う会社であるファースト・コンパスを立ち上げました」(齊藤弁護士)。
齊藤弁護士が設立したファースト・コンパスには、アドバイザリーボードとして三谷弁護士も参画。今後はさまざまな人材を取り込みながら、リスクマネジメントや法務コンプライアンスに関するコンサルティング、法務業務の外部委託支援や弁護士起用サポート、リーガルオペレーションの効率化や海外進出支援など、企業がベストな法務・コンプライアンス、内部統制のあり方を追求するためのコンサルティングに挑戦する。
「法務コンサルティングには法律事務所との連携が不可欠です。ファースト・コンパスとのよい相乗効果を出しながら、スパークル法律事務所では弁護士として、クロスボーダーなM&Aやキャピタル・マーケッツ、不動産流動化など、私が得意とする領域で力を発揮したいと考えています」(齊藤弁護士)。
すべては“クライアントのニーズを最大限に叶えるために”。スパークル法律事務所の進化が加速する。

齊藤 真琴 弁護士

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 DATA 

ウェブサイトhttps://sparkle.legal/

所在地・連絡先
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-105 ワテラスアネックス1205
【TEL】03-6260-7155 【FAX】03-6260-7156

【E-mail】 info@sparkle.legal


代表弁護士の所属弁護士会:第一東京弁護士会

所属弁護士等:弁護士3名(2023年12月現在)

沿革:2021年4月設立

過去の主要案件:会社紛争案件、企業間取引に関する紛争案件、株式移転利用のグループ内組織再編、事業承継スキーム検討、薬機法・景表法等の広告審査対応、独禁法相談、労働紛争対応等

Xhttps://twitter.com/SPARKLE_LEGAL

notehttps://note.com/sparklelegal

三谷 革司

弁護士
Kakuji Mitani

02年弁護士登録(第一東京弁護士会)。08年ニューヨーク州弁護士登録。東京大学卒業、米国コロンビア大学ロースクール卒業 (LL.M.)。21年スパークル法律事務所設立。会社法・株主総会アドバイス、コンプライアンス・競争法案件(カルテル事件等)、M&A、国際取引等、企業法務全般について豊富な経験を有する。会社紛争事案、企業間の紛争事案の解決にも実績を有する。

齊藤 真琴

弁護士
Makoto Saito

01年弁護士登録(第一東京弁護士会)。08年ニューヨーク州弁護士登録。京都大学法学部卒業、米国コロンビア大学ロースクール卒業 (LL.M.)。国内大手法律事務所を経て、JPモルガン米国本社などで勤務。ナットウエスト・マーケッツ証券では法務部長、シティグループ証券ではマーケッツコンプライアンス部長を務めた後、23年スパークル法律事務所入所。

津城 耕右

弁護士
Kosuke Tsushiro

16年弁護士登録(第一東京弁護士会)。中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院修了。国内法律事務所を経て、22年スパークル法律事務所に入所。