きっかわ法律事務所 - Business & Law(ビジネスアンドロー)

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老舗の伝統に裏付けられた多様な業務領域

きっかわ法律事務所は、昭和17(1942)年に、民事保全法研究のパイオニアであり、日弁連会長なども歴任した故吉川大二郎弁護士により創立された。大阪きっての老舗事務所として発展を遂げ、その後代表に就任した故原井龍一郎弁護士は、平成元(1989)年に新たに制定された民事保全法の立法過程に弁護士として本格的に関与し、現代表小原正敏弁護士も大阪弁護士会初のニューヨーク州弁護士として渉外案件を開拓するなど、パイオニアとしての役割を引き継いできた。
創立以来のパイオニア精神を受け継ぎながら、同事務所は社会情勢の変化にも柔軟に対応し、民事保全分野における多様な事件はもとより、公害事件・独禁法違反事件・製造物責任事件・薬害事件・株主代表訴訟・建築紛争事件・知財事件・倒産事件など幅広い分野で、社会の耳目を集める事件を取り扱ってきた。
その一方で、日常的に生じる債権回収や、個人のクライアントからの一般民事・家事事件、刑事事件など身近な法律問題にも積極的に関与し、さらには、世界約100か国・米国40州に所在する法律事務所の世界的ネットワークであるTERRALEX(テラレックス)の西日本唯一の加盟事務所として、海外留学経験を持つ弁護士を中心に渉外案件にも積極的に取り組むなど、取扱事件は非常に広範である。
顧問先企業も、大手製造業、複数の公共インフラ企業、金融機関等から中小企業に至るまで多様であり、民事訴訟法学会(関西支部)の事務局として裁判官や研究者が参加する研究会の活動を支えるなど、多くの知的接触の機会を得られることも、同事務所の大きな魅力の一つである。

新人弁護士の育成・キャリアアップ

きっかわ法律事務所では、実際の事件処理を通じて新人弁護士(若手の中途採用弁護士を含む)の育成を行っている。グループ制やセクション制は採用せず、各パートナーが、案件の種類・規模等に応じて、他のパートナーやアソシエイトとチームを組んで事件処理に当たることを基本としている。そのため、入所1年目から複数のパートナーの下で幅広い業務に関与する機会を持ち、事件の解決に至るまでの“流れ”を数多く実感しながら、弁護士としての感性を磨くことになる。
実際の事件処理においては、書面作成等にとどまらず、パートナーの指示を仰ぎながら、クライアントとの連携や外部との折衝などを主体的に行うこともあり、所属弁護士との緊密なコミュニケーションを図りながら、事件の処理方針などについて気兼ねなく周りの弁護士に相談・協力できる環境が整っている。この風通しの良さは、業務処理の観点だけでなく、多少なりとも不安を抱えて新たな世界に飛び込む新人弁護士にとっては、心強い要素であろう。加えて、各企業の法務担当者を交えて企業法務に関する論点を検討する企業法務研究会を定期的に開催しているほか、所外でのセミナーや研究会等の講師を務める機会もあり、企業法務に限らず幅広い法分野について知見を深める契機が用意されている。
このように多種多様な機会を通じて弁護士としての足腰を鍛えた上で、自身の専門性をより高めるべく企業や官公庁への出向、海外への留学等を希望し、キャリアアップを実現している若手弁護士も多く、このような意欲的な挑戦に対する支援は、同事務所の方針として今後も維持される。

事務所からのメッセージ

当事務所は、深く掘り下げた調査研究と、創造性に富んだ活発な議論を両輪に、丁寧な仕事に誇りを持つ弁護士が集まる事務所です。これまで培ってきた伝統を守りながら、現状に満足することなく、常に向上心を持って挑戦し続けるべく、意欲的な若い仲間を迎えてさらに事務所のパワーアップを図ります。
司法試験受験者を対象に、サマークラークを実施しております。奮ってご応募ください。

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 DATA 

ウェブサイトhttp://www.kikkawa-law.com/

所在地・連絡先
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〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト11階
【TEL】06-6201-2970 【FAX】06-6201-2980
■東京事務所
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル15階
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【E-mail】recruit@kikkawalaw.com

主事務所の所属弁護士会:大阪弁護士会

所属弁護士等:弁護士30名(2022年1月現在)


お問い合わせ先:【TEL】06-6201-2970 【E-mail】recruit@kikkawalaw.com(採用担当:森拓也)

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