スタートアップ
Q&A CVCによるスタートアップ投資
Q&A CVCによるスタートアップ投資
関口尊成・田附周平・山本飛翔 著 4,400円(税込)(商事法務、2024)
本書は、事業会社によるスタートアップ投資に関する解説書です。スタートアップ企業のエコシステムを機能させるためには、事業会社がスタートアップ企業のことをよく理解し、双方にメリットがある投資を行うことが重要です。本書は、企業法務部や弁護士がスタートアップ投資への関わり方や注意点を知ることができる良書です。
ビジネス常識としての法律〔第4版〕
ビジネス常識としての法律〔第4版〕
堀龍兒・淵邊善彦 著 1,430円(税込)(日本経済新聞出版、2024)
本書は企業法務に関する“オールインワン”の入門書です。スタートアップ企業とビジネスを行う場合、企業法務の全体像を理解したうえで大きな見落としがないかどうかを検討することが重要です。双方の法務担当者(スタートアップ企業には専任の担当者がいないことも多いのですが)が理解しておくべき最新知識を得るために、ぜひ活用していただきたい一冊です。
会社法
実務問答会社法
弁護士法人北浜法律事務所 浅沼大貴 弁護士・孝岡裕介 弁護士 推薦
実務問答会社法
後藤元 監修、会社法・実務研究会 編著 5,280円(税込)(商事法務、2022)
本書は、会社法の論点の中で“典型的なもの”として基本書や実務本には載っていないものの、実務上問題になった際の対応が悩ましいものをピックアップし、解説している書籍です。法曹実務家はもちろん、企業の法務部の皆様にも、“困った時のリサーチ先”の一冊としておすすめです。
スポーツ
DX時代のスポーツビジネス・ロー入門
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 稲垣弘則 弁護士 推薦
本書は、データ、ファンタジースポーツ、スポーツベッティング、NFT、スポーツトークンなど、世界で拡大するDXを活用したスポーツビジネスを実務目線で解説。また、それらを日本で推進するにあたり必要な法律・法務の考察とともに、各ビジネスのエキスパートや業界有識者らへのインタビューや企業対談も掲載した、企業やコンシューマー必読の入門書です。
スポーツビジネス 最強の教科書〔第2版〕
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 稲垣弘則 弁護士 推薦
スポーツビジネス 最強の教科書〔第2版〕
平田竹男 著 4,400円(税込)(東洋経済新報社、2017)
本書は、欧米のスポーツビジネス、日本のプロスポーツの経営、スポーツの権利ビジネスのあり方、スタジアム・アリーナビジネスなど、スポーツビジネスの基本を体系的・網羅的に学ぶことができる名著です。
中国法務
アップデート中国法務
アップデート中国法務
章啓龍・安田健一 編著 1,980円(税込)(一般社団法人金融財政事情研究会、2024)
本書は、弁護士法人堂島法律事務所の安田弁護士が編著者、王弁護士が著者として参加し、中国の法律事務所と共に、中国とビジネス上の関わりをもつ日本企業の皆様に向けて、中国法務に関する最新実務を幅広くご紹介するものです。中国の法改正スピードは非常に速く、かつ日本で得られる情報には限りがあるため情報更新に労力が必要ですが、ぜひ本書を手に取り、ご活用いただければ幸いです。
中国知的財産法―法解説と実務ハンドブック
中国知的財産法―法解説と実務ハンドブック
馮超・光安徹 著 4,180円(税込)(オーム社、2022)
本書は最新の特許権、商標権、著作権、不正競争防止等の中国の知的財産に関する法律を広範囲かつ詳細に解説する専門書です。日系企業が実際に知的財産紛争に巻き込まれたケースも具体的に紹介しながら法令解説が行われているため大変読みやすく、中国での知的財産保護に関心がある法務部員の方におすすめできる一冊です。
ESG
ゼロからわかるESG・サステナビリティ法務 Q&A
弁護士法人大江橋法律事務所 石田明子 弁護士・土岐俊太 弁護士 推薦
ゼロからわかるESG・サステナビリティ法務 Q&A
弁護士法人大江橋法律事務所 ESG・サステナビリティ プラクティスグループ 編 3,520円(税込)(一般社団法人金融財政事情研究会、2024)
本書では、業種を問わず重要となるESG・サステナビリティのトピックが七つ取り上げられており、各トピックについて、アウトラインの説明の後にQ&Aが設けられています。基本的な知識や考え方を平易な表現でわかりやすく解説しており、ESG・サステナビリティ法務における“見取り図”として便利な一冊です。
「ビジネスと人権」―基本から実践まで
弁護士法人大江橋法律事務所 石田明子 弁護士・土岐俊太 弁護士 推薦
「ビジネスと人権」―基本から実践まで
塚田智宏 著 2,750円(税込)(商事法務、2024)
本書には、“ビジネスと人権”について、具体的かつわかりやすい解説のみならず、企業が実際の取組みにつなげるためのヒントが散りばめられています。実務上の悩みに対する考え方が示されるなど、これから取組みを始める企業の担当者にとって有用なだけでなく、既に取組みを進めている企業の担当者にとっても、実務で出くわす“あるある”に応えてくれる一冊といえます。
契約法務(英米法)
アメリカ契約法〔第3版〕(アメリカ法ベーシックス 1)
弁護士法人片岡総合法律事務所 福田隆行 弁護士 推薦
アメリカ契約法〔第3版〕(アメリカ法ベーシックス 1)
樋口範雄 著 4,180円(税込)(弘文堂、2022)
英文契約書を読む中で、衡平法や約因など、英米法特有の法理に戸惑うことはないでしょうか。本書は、英米法の契約法理について、その歴史的経緯や各種判例を通じて考察する入門書です。文化的要素に起因する視点の違いも垣間見えるため、読み物としても興味深く、“契約社会アメリカ”の特色に触れる第一歩の書籍としてもおすすめです。
金融法務
詳解 デジタル金融法務〔第2版〕
弁護士法人片岡総合法律事務所 佐野史明 弁護士 推薦
詳解 デジタル金融法務〔第2版〕
佐野史明 著 6,600円(税込)(一般社団法人金融財政事情研究会、2024)
社会のデジタル化により、金融サービスを提供する企業が増える一方、金融法制の複雑化に伴い、適用される規制や法律関係が不明瞭な場面が多く見受けられます。本書は、金融サービスごとの実務上の最新論点を、当局の見解を示しつつ、Q&A方式で理論立てて説明するもので、デジタル金融に関わる実務家必携の一冊です。