IT契約の実務とリスクマネジメント ~裁判例を意識したシステム開発をめぐるトラブル対策~ - Business & Law(ビジネスアンドロー)

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DETAIL

受講方法 オンライン
開催地

三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4

開催日 2022年7月7日(木)
開催時間 10:00~13:00
到達目標 ◎情報システム開発における法的な諸問題を理解することができる
◎裁判例を意識した情報システム開発をめぐるトラブル対策を講じることができる
概要

※本セミナーは会場受講セミナーです。(会場受講が難しい方向けに後日、録画配信(WEB受講)を予定しております。)

 システム開発を巡って、ベンダとユーザとのトラブルが後を絶ちません。しかし、システム開発の紛争において問題となる争点は、必ずしも多くはありません。どのような争点が発生し、裁判所が各争点について、どのような判断をしているのかを把握しておくことが、法務・総務等の管理部門や、システム開発の現場で活動するプロジェクトマネージャにとって必須と言えます。
 本セミナーでは、システム開発における主な争点を取り上げ、検討しておくべきトラブルの解決策、予防策を解説します。ベンダ側・ユーザ側、どちらの視点からでも、ご理解頂けるよう解説を進めます。

プログラム

1.契約締結時の問題
  1)請負契約と準委任契約
  2)一括請負契約と多段階契約の対比
  3)見積額の説明方法

2.仕事の完成をめぐる問題
  1)なぜ「仕事」の「完成」が重要なのか
  2)「仕事」が「完成」しているか否かの判断基準
  3)最後の工程とは何を意味するのか
  4)開発対象の特定と仕事の完成・未完成問題の関係

3.契約の解除をめぐる問題
  1)新旧民法における要件の比較
  2)中途でプロジェクトが頓挫した場合
    (プロジェクトマネジメント義務および協力義務の問題を含む)
  3)成果物を引渡したが不具合が発生している場合

4.損害賠償請求に関する問題
  1)損害賠償の候補となる項目
  2)多段階契約における損害賠償請求の考え方
  3)人件費に関する損害賠償請求の考え方

5.仕様変更等に伴う追加報酬請求をめぐる問題
  1)ベンダの追加報酬が問題となる理由
  2)追加報酬請求権に関する裁判例

参加費(税込) 28,600円
※SMBC経営懇話会会員の場合、割引あり(申し込みページでご確認ください)
講師名

松島総合法律事務所 弁護士 松島淳也氏

プロフィール

略歴:95年早稲田大学理工学部卒業。97年早稲田大学大学院理工学研究科修了。97年富士通株式会社、マイクロプロセッサの開発、電子商取引システムに関するシステム開発等に従事。06年弁護士登録。システム開発・システムの運用保守に関する訴訟・契約案件、特許権、著作権等の知的財産権に関する訴訟・契約案件等に従事。

著書:『システム開発紛争ハンドブック』(共著)(レクシスネクシス・ジャパン、2015)、『システム担当者の法律相談』(インプレスジャパン、2012)

参加対象 総務・法務、内部監査、情報システム、購買部門等担当者、営業部門等担当者
※法律事務所勤務の弁護士の方にはご遠慮いただいております。
主催

SMBCコンサルティング株式会社 ソリューション開発部

共催

Business & Law 合同会社

備考欄

※セミナー名、開催日、プログラム、受講料等が予告なく変更になる場合があります。
※セミナーは、開催日の前営業日の午後3時までにお申し込みください。(弊社営業日は、土・日・祝日・年末年始を除く平日)
※申し込み時点で定員に達している等の理由によりお申込みいただけない場合があります。
 また、募集状況によりセミナー開催が中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※やむを得ずキャンセルの場合は、原則、開催日の前営業日の午後3時までに、HPからキャンセルをお願いいたします。
  HPからお手続きができない場合、SMBCコンサルティング(0120-398-821)までお電話にてご連絡下さい。
  開催日当日の取消しの場合は、受講料を全額ご請求いたします。
  代理出席は受付いたします。

 

問合せ先

SMBCコンサルティング株式会社 ソリューション開発部
Email : sem@smbc-consulting.co.jp

SMBCコンサルティング ビジネスセミナー よくあるご質問:https://www.smbc-consulting.co.jp/company/seminar/application/faq.html/

参加者の声 ・法律的観点だけでなく現場の意見や実情を踏まえた留意点、コメントがあり良かった。
・ベンダー・ユーザー双方の目線から解説があった。
・実例を交えた説明が多く、身近なものに感じられた。
・IT法務にかかる基本的論点をほぼ網羅していた。

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