DETAIL
受講方法 | ●録画配信(3月1日収録セミナー) | ||
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開催地 |
丸ビル ホール&コンファレンススクエア(Room4) |
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視聴時間 | 約2時間 | ||
概要 |
1. 従来、我が国では、環境問題に対する取組として、有害廃棄物の排出規制やリサイクルの推進等様々な施策が行われてきています。公正取引委員会でも、2001年のリサイクルガイドラインの策定等の取組みを行ってきました。 2. 他方、地球規模での環境破壊への対応は、2015年9月国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の17のジャンルのうちでも重要な課題として取り上げられ、地球温暖化現象を引き起こす大気中の温室効果ガスの排出削減が世界共通の環境政策課題となっています。 3. 温室効果ガスの削減、環境負荷の低減等を目標とする事業者等の取組は、新たなビジネスチャンスの獲得、CSR活動、企業ブランディング等様々な目的から、今後益々活発化・具体化することが考えられ、研究開発を始めとして、事業者間の連携による取組も必要であるとされています。他方、「グリーンウォッシュ」(実際には環境に配慮していない商品について、パッケージやPRなどを通じて「エコ」「環境にやさしい」といった誤った印象を与えるなどにより競争に悪影響を与える行為)の発生のおそれも否定できません。 4. 公正取引委員会は、従来、環境対策に関連する事業者等の取組について、ガイドラインの策定や個別相談対応を行ってきましたが、グリーン社会の実現を阻害するような競争制限行為を未然に防止するとともに、グリーン社会の実現に資する取組を行う事業者等の法適用・執行に係る透明性及び予見可能性を一層向上させることを目的として、グリーン社会の実現に向けた事業者等の取組に関する独占禁止法上の考え方の明確化を図ることとしています。 5. そこで、本セミナーでは、まず第1部において、気候変動対策についての国際的な枠組み・ルールの具体的な内容、その達成のための方法・手段、各ステイクホルダーとりわけ企業に求められる行動等について、環境政策の観点から専門家の解説をうかがいます。さらに、第2部では、環境対策に関連する公正取引員会のこれまでの取組状況、「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関するガイドラインの策定」等の取組状況について解説します。 企業の内外において、SDGsに関連する活動に係る企業法務、コンプライアンス業務等に携わる皆様の一助となれば幸いです。 なお、第1部の講師は、環境省勤務が長く、気候変動枠組条約締約国会議(COP)の政府間交渉にも参加するなど、地球環境問題に造詣の深い、元環境省地球環境審議官で、公益財団法人地球環境戦略研究機関の高橋康夫所長が務めます。そして、第2部の講師は、公正取引委員会の実務に造詣の深い、元公正取引委員会事務総局審査局長の南部利之当事務所アドバイザーが務めます。また、向宣明弁護士(当事務所パートナー/独禁法プラクティスグループ・リーダー)から、企業側の視点を踏まえた対談をさせていただく予定です。 |
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プログラム |
第1部 (休憩) 第2部 なお、第1部の終わりに高橋康夫所長と南部利之アドバイザー及び向宣明弁護士との対談を、また、第2部の終わりに南部利之アドバイザーと向宣明弁護士との対談を設ける予定です。加えて、会場からのご質問もお受けします。
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定員 |
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参加費(税込) | 無料(事前登録制) | ||
参加対象 |
企業にお勤めの法務部、コンプライアンス部、総務部の方など ※本セミナーにつきましては法律事務所所属の方のお申込みはご遠慮ください。 ※会場受講の方には前日までに講演資料データをお送りする予定です。 |
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オンラインセミナー の受講方法 |
※オンライン録画配信をお申込みの方へは、3月下旬を目途にセミナー視聴URLをメールにてお送りします。 |
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主催 | |||
後援 |
Business & Law 合同会社 |
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備考欄 |
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問合せ先 |
Business & Law 合同会社 セミナー担当 |
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