信頼関係の構築が最大利益をもたらすそのための時間や知恵は惜しまない予防法務の要諦は、ビジネスの実情を踏まえ最終形を見据えた契約書等の作成〒160-0022 東京都新宿区新宿1-9-3 NBKビル4F 【TEL】 03-3341-159188E-mailんなことまで聞くんですね」と驚かれるほどだ。 後者については、クライアントの感情的な訴えや一見しただけでは法的に困難なように見える相談であっても、判例や法律論を徹底的に調査することで、裁判所に理解してもらえる法的枠組みに置き換え、法的な論理を構築していくことが可能になる場合がある。 どちらも膨大な時間を要するが、「それがクライアントとの強固な信頼関係を築き、最良の方策・最大利益を実現することにつながるのです」と岡本弁護士は力説する。 同事務所のクライアントは、東証プライムからスタートアップまでさまざまな企業、社団法人、医療法人等である。これらの企業に提供する法務サービスの中でも重要視するのが“予防法務”である。その要諦を岡本弁護士は次のように語る。「予防法務において大切なことは、単なる“ひな形”ではなく、それぞれのビジネスの実情に合わせて、その“最後の形”を予想した契約書等のドキュメントを作成することです。また、若干でもトラブルにhttps://www.okamoto-law-office.com/URL 弁護士法人岡本は、法人化前から数えて、企業法務を中心に30年以上にわたる歴史を刻んできた。同事務所の理念は“クライアントに寄り添い、その実情や実務を深く理解して信頼関係を構築すること”であり、その築き方にこそ特徴がある。「クライアントとの信頼関係を築くためには、時間をかけて知恵を出すことが重要です。大手事務所のようにタイムチャージ制での費用請求であれば、“時間”を多く使うことはクライアント側貌を理解することはできません」(岡本直也弁護士)。 そのために同事務所が大切にしているのが、クライ 前者については、日頃から法務担当者だけではなく営業社員などとも関係性を持ち、ビジネスの内容など法に直接関係のない情報も収集し、事務所内で共有している。その内容は、研修に来た司法修習生から「こokamoto-lis30@nifty.comとしてもコスト面で問題があります。しかし、ある程度の“時間”をかけなければクライアントが抱える課題の全アントとのコミュニケーションと徹底した調査である。弁護士法人岡本
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