個性を尊重する気風が総合的なサービスの広がりを生む草創期のスタートアップ業界でIPOと業界団体設立を経験東京事務所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング4階【TEL】 03-6267-1200(代表) 【FAX】 03-6267-1210(代表)大阪事務所 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4-2-3 オービック御堂筋ビル9階【TEL】 06-6202-3355(代表)E-mailhttps://www.yglpc.com/URL 1959年、大阪に開設された「米田実法律事務所」に山上法律事務所との合併などを経て、法的サービスと経営体制の両立および充実に向けて取り組んできた。その中で隣接法律専門職種の確保・連携、自己研鑽と業務シ 同事務所の理念は“世界中の人々のあらゆる法的ニー この点について石原遥平弁護士は「多様な人材を積極的に採用し、その個性を尊重して育成した結果」と評すinfo-yglpc@yglpc.com70ルーツを持つ弁護士法人淀屋橋・山上合同。パートナーシップによる共同事務所化、組織としての永続的な発展を目指した日本初の弁護士法人化、東京事務所の開設、ステムの確立などにも努めてきた歴史がある。ズに応える”こと。その理念が表すように、弁護士総数71名(2024年11月時点)で、クライアントのニーズに合わせてさまざまな専門分野のサービスを提供する総合事務所としての機能を果たしている。る。「新人弁護士は初期にはあらゆる分野の案件を担当し学ぶことが求められますが、その後は個人の希望を尊重して伸ばすことが推奨されます。一方で、早い年次から成果について透明性が高い評価をされ、最終的にパートナーとなる責任感を持つことも求められます。評価については、若手のうちは“顧客を獲得できるだろうか”と不安に思う人が大半です。しかし、多くの弁護士が問題なく所内外から自身の案件を得ることができています。また、育児や介護などライフステージの影響が多分な弁護士も所属していますが、そういった弁護士も活躍できるようパートナー陣が相当に気を配っていると感じます」(石原弁護士)。 他方で、若手弁護士が顧客を得やすい分野に殺到しているのかと言えば、そうではないという。「案件の大小に限らず、若手が自分のやりたいことを伸ばしやすい雰囲気がありますね」と語るのは古田俊文弁護士だ。「“時代の要請についての感度は若年層の方が高い”という観点から、若手弁護士のやりたいことをベテランが応援するという風潮があります。その結果として、現在のような総合事務所としてのサービスの広がりが生まれたのだと思います」(古田弁護士)。 事務所の方針を体現するように、石原弁護士は若手時弁護士法人淀屋橋・山上合同
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