Lawyers Guide 2025
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クライアントの立場に一歩踏み込み最後まで諦めずに解決へと導く69▶所属弁護士等弁護士54名、アドバイザー1名、外国弁護士2名(2024年11月現在)▶沿革 1989年4月に現在のネーミングパートナーである3名の弁護士を中心に発足ライアントの置かれた状況を迅速かつ的確に分析したうえで、最善の紛争解決へと導くその手腕は高く評価されている。 これを可能にしているのが同事務所の柔軟なチーム編成だ。いわゆる“セクション制”を採用せず、案件ごとに最適なチーム編成を行うため、全弁護士が紛争案件を経験し、優れた紛争解決能力を身につけている。もっとも、紛争は未然に防ぐに越したことはない。この点について東出弁護士は、「数多くの紛争経験を積んでいるからこそ、契約条項の作成や契約交渉の段階から実際に起こりうる紛争リスクを予測し、それを回避するための適切なサポートを行うことができます」と強調する。このように、同事務所ではM&Aのあらゆる局面において、クライアントの企業価値を最大限に守るため、磐石な支援体制が構築されている。 M&Aは企業の命運を左右する重要な経営判断だが、多くの企業が同事務所を信頼して任せる理由はどこにあるのか。3名の弁護士たちの言葉がその秘密を如実に物語る。 「M&Aは多くの分野が交錯する案件ですが、当事務所の弁護士は全員が幅広い分野の経験を積んでいるという特色を活かして、少人数体制で機動的な対応が可能です。かつ、海外の知見が必要な際はINTERLAWを利用できる強みがあります。INTERLAWは定期的な会合なども開催しているのでメンバー同士の信頼関係が構築されており、費用面や時間面で融通を利かせてくれる場合も多く、それがクライアントへのサービス向上にもつながっています。大人数で対応する大規模な法律事務所と遜色のないサポートをご提供できていると自負しています」(東出弁護士)。 「当事務所が掲げている理念に、クライアントの立場に“一歩、踏み込む”というものがあります。M&Aにおいても、単にDDでリスクを指摘して終わりにするのではなく、そのリスクに対してクライアントの要望に沿うにはどういった対処が必要かを検討し、伴走しながら解決策を提示していくという姿勢が当事務所のDNAとして受け継がれています。最後まで粘り強く支援いたしますので、頼りにしていただければと思います」(麻生弁護士)。 「当事務所には幅広い案件をワンストップで対応できる体制が整っています。M&Aにおいても、スキームの選定をはじめ、DD、PMI、独禁法関連の届出、そしてクロスボーダー案件まで的確・迅速なサポートを提供しておりますので、安心してご依頼いただければと思います。クライアントの目的達成に向けてベストを尽くします」(弓場弁護士)。DATA

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