Lawyers Guide 2025
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弁護士が働きやすく弁護士からの信頼が厚い法律事務所へ〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビル 【TEL】 03-6212-5500(代表) 【FAX】 03-6212-5700(代表) 34https://www.city-yuwa.com/URL 組織は“人”によって成り立つものであり、弁護士個人の力が組織全体の力に大きく影響してくる法律事務所流れに合わせて弁護士の職場環境・ワークライフバランついて配慮してきました。一定期間、仕事を離れなければならない時期があったとしても復職しやすく、また、復職前の状態に戻っていけるよう、事務所として支援制度や体制を整えるだけでなく、同僚の弁護士たちにもサポート意識が浸透しています。一方、経験を積んでパートナー弁護士になれば責任も重くなり、子育てなどとの両立に悩む弁護士も少なくありません。個人の努力による対応には限界もありますので、事務所としてバックアップしていかにとって、“人”を重視すべきことは言うまでもない。時代のスに配慮するのみならず、よりよい働き方を率先して構築していくことが求められている。 「当事務所はシニアの創立パートナーの1名が女性であったこともあり、創立時から女性弁護士の働きやすさにしてからも就業時間や業務量を調整して段階的に休業なければなりません。復職から休業前の状態に戻るだけではなく、さらにそれ以上のパフォーマンスを発揮できるよう、さまざまな形で支援をしています」。シティユーワ法律事務所の栗林康幸弁護士は、新人弁護士の育成から中堅・ベテラン弁護士の働き方まで、“組織における人のあり方”に常に気を配る。 「最近のある経済紙の記事では、当事務所は弁護士数上位50事務所の女性比率において12位に、弁護士数が100名を超える事務所に限ると3位にランキングされています。また、このような事務所の取り組みもあって、当事務所では男性弁護士の育休取得の実績がありますし、それを当然のこととする雰囲気もあります。共働きが当たり前になった現在、性別を問わず育休を取得し、皆がキャリアと子育てを両立できるような社会の実現に少しでも貢献できればと思っています」(栗林弁護士)。 そんな同事務所は、企業不祥事の際、調査委員会への参画の依頼が増えており、中には他事務所の弁護士からの依頼も多いという。「自身のクライアントで不祥事が発生したとき、自分自身や同じ事務所内の弁護士では調査委員などの依頼を受任できないこともあります。そのよシティユーワ法律事務所

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