リブランディングでAMTの特色を装いを新たに内外に発信〒100-8136 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング 【TEL】 03-6775-1000(代表) 14https://www.amt-law.com/URL アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業は、このたびブランドを大きく刷新した。人員は1,000名を超え、拠点は国内外に広がりを見せる。弁護士をはじめ外に強く発する新ブランドを創設すべき」との機運が高の結果、クライアントからはどの事務所も似通って見えて問題意識がありました」と語るのは、リブランディングの責任者を務めた金子圭子弁護士。背景には、「今一度“自分たちは一体何者なのか、他の事務所と比較した特色、強みは何か”を考え、明確にしたい」という所員の潜在的さまざまな専門職を擁する巨大な組織となり、成長を続ける同事務所は国籍や使用言語、経歴など非常に多彩なメンバーを擁する。これらの変遷に呼応し「“アンダーソン・毛利・友常法律事務所とは何か”というメッセージを内まった。そのコアとなるパーパス&バリューズが策定され、2024年に新たな事務所ロゴマークが発表された。 「何より伝えたかったのは、依頼者の皆様に対しての新しいメッセージです。近年、大手事務所は人員を増員し、拠点を増やしてフルカバレッジを打ち出しています。こしまい、特徴が見えにくくなっているのではないかというな思いがあったという。 “自分達は一体何者で、どういう価値感、目的意識をもって運営していくのか”といったパーパスやバリューについての検討をする際には、コンサルティングやブランディングの会社に協力を依頼することが一般的だが、同事務所はまずはメンバー自らで議論し、意見を集約していくことを選択した。「パーパスやバリューに関する講師を招聘して基礎を学んだうえで、弁護士、専門職、スタッフ、海外拠点のメンバーなどさまざまな人員に声をかけ、ワークショップ形式で自分たちが所属する事務所の価値や強みについて考えました。生の声を集約すると、どの職種であっても事務所の“核”となるイメージや価値感が共通していたことがわかりました」(金子弁護士)。 同事務所内における議論では、「困難な法的課題を解決する多様な専門性が事務所内に存在することに加え、ビジネスの成功を見据えた、実践的なソリューションを提供できることが自分たちの強みだ」という意見が多かったという。多様な個の結びつきは同事務所が長い歴史の中で大切にしてきた強みであり、柔軟かつ機動的に、複数の専門性を結集したチームアップができることは同事務所の魅力である。同事務所は、日本発のグローバル・ローファームとして、さらなる高みを目指し続けている。アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業
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