Lawyers Guide 2025
120/186

自らの起業体験を活かしたスタートアップ法務の提供高齢化社会を見据え介護業界の法的安定性に寄与〒530-0054 大阪府大阪市北区南森町1-3-29 MST南森町ビル503 【TEL】 06-6363-7879 【FAX】 06-6363-6979118https://lit-law-office.com/URL 弁護士法人リット法律事務所は、2022年10月創設以来、“クライアントの未来を灯す”ことを事務所の理念に据むSlack等のコミュニケーションツールの使用など、スピーい」というクライアントが、他のクライアントにリット法律事務所を紹介する好循環も生んでいる。 そんな同事務所が注力する分野の一つがスタートアップ法務だ。現在、毎月1~5社ほど新規の顧問契約依頼えて、1案件複数体制、綿密なヒアリング、クライアントの望ド感ときめ細やかな対応を両立させた法務サービスを提供している。その結果、「リット法律事務所にまた頼みたを受けているが、その源泉となるのは自らの起業体験だと、清水勇希弁護士は語る。「私たちは身元保証業である“株式会社あかり保証”を起業し、現在、業界初の上場を目指しています。自ら体験した資金調達やベンチャーキャピタル(VC)との対応、加えて起業家の不安を自分事として理解できることは、シード期からレイタ―期に至るまでのクライアントにアドバイスするうえで大いに役立っています。スタートアップで最も重要なものは“巻き込む力”です。起業により大きな社会課題を克服するためには、自社の力だけでは限界があります。行政や大企業をいかに巻き込んでいくか、その実践ノウハウがあるのが、私たちの強みです」(清水弁護士)。 そのほかにも、資金調達の方法(VCとの連携)、大企業とのアライアンス、知財関連、イグジットまでスタートアップ法務で必要となる一連のサービスに対応することが可能となっている。 「スタートアップ企業は、法務的には脆弱な面があり、紛争に至ることが多々あります。そこを予防法務的にアドバイスしています」(谷口陽輔弁護士)。 「スタートアップ法務で大切なことはスピード感だと考えています。契約書のレビューにしても、原則翌営業日にはアドバイスを回答するように心がけています」(渡邉慶太郎弁護士)。 同事務所が注力するもう一つの分野が介護法務である。「介護施設やケアマネジャーの方を法的にサポートする介護法務は、ニッチな分野と言えます。それだけに、介弁護士法人リット法律事務所

元のページ  ../index.html#120

このブックを見る