Lawyers Guide 2024
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91▶代表弁護士の所属弁護士会第一東京弁護士会▶所属弁護士等弁護士3名(2023年12月現在)▶沿革2021年4月設立▶過去の主要案件会社紛争案件、企業間取引に関する紛争案件、株式移転利用のグループ内組織再編、事業承継スキーム検討、薬機法・景表法等の広告審査対応、独禁法相談、労働紛争対応等▶X : https://twitter.com/SPARKLE_LEGAL▶note : https://note.com/sparklelegalスペシャリスト”への道を順調に歩んでいる。 また、事務所のウェブサイトに掲載されるブログやnote、SNSなどで弁護士自らが積極的に情報発信を行うのも同事務所の特徴だ。 「インターネットが発展し、ウェブ上には法律問題についての情報が溢れていますが、中には真偽が怪しい情報も少なくありません。そこで私たちのような経験のある弁護士が、業務と同様にクオリティの高い情報を発信することで、企業の法務部の方々のお役に立てるのではないかと考えています。また、私たちは親しみやすくクライアントフレンドリーな弁護士でありたいと考えていますし、そのためにも弁護士自らが積極的に情報を発信することは大切です」(三谷弁護士)。 三谷弁護士によれば、インターネットを通じた情報発信によって思わぬネットワークが広がったりすることもあるのだとか。実際に津城弁護士も、三谷弁護士が発信する情報でその人柄などを知り、同事務所への入所を希望したという。スペシャルな弁護士が集い挑戦するプラットフォームへ 開所から3年が経ち、事務所の基盤が固まった。「次は拡大のフェーズ。法律事務所としての対外発信をより強化すると同時に、向上心とアントレプレナーシップを持つ人材が集う“挑戦の場”となる法律事務所を目指したいですね」と三谷弁護士は話す。 その言葉どおり、2023年4月には、海外の名だたる大手証券会社で法務部長やコンプライアンス部長を務めた経験を持つ齊藤真琴弁護士が加入。 「三谷弁護士とはコロンビアロースクールに留学していた頃に知り合い、その活躍ぶりをずっと注目していました。私自身、純粋な日本人でありながら、日本法も日本語も使わない米国本社のリージョン業務やリスクマネジメント、規制業種におけるレギュレーションへの対応など、さまざまな経験を積んできました。海外の大手証券会社でのインハウスとしての私の経験と、企業法務の一線で活躍してこられた三谷弁護士の経験をかけ合わせれば、事務所としての強みが増すことはもちろん、“何かおもしろいことが起こせそうだ”と考えたのが入所した理由です。また、日本の弁護士としては珍しい自らのキャリアを活かすため、企業法務コンサルティングを行う会社であるファースト・コンパスを立ち上げました」(齊藤弁護士)。 齊藤弁護士が設立したファースト・コンパスには、アドバイザリーボードとして三谷弁護士も参画。今後はさまざまな人材を取り込みながら、リスクマネジメントや法務コンプライアンスに関するコンサルティング、法務業務の外部委託支援や弁護士起用サポート、リーガルオペレーションの効率化や海外進出支援など、企業がベストな法務・コンプライアンス、内部統制のあり方を追求するためのコンサルティングに挑戦する。 「法務コンサルティングには法律事務所との連携が不可欠です。ファースト・コンパスとのよい相乗効果を出しながら、スパークル法律事務所では弁護士として、クロスボーダーなM&Aやキャピタル・マーケッツ、不動産流動化など、私が得意とする領域で力を発揮したいと考えています」(齊藤弁護士)。 すべては“クライアントのニーズを最大限に叶えるために”。スパークル法律事務所の進化が加速する。三谷 革司 弁護士Kakuji Mitani齊藤 真琴 弁護士Makoto Saito津城 耕右 弁護士Kosuke Tsushiro

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