Lawyers Guide 2024
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URL東京 〒100-6315 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング15階【TEL】 03-3214-6205(代表) 【FAX】 03-3214-6209札幌 〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西4-1-7 MMS札幌駅前ビル【TEL】 011-804-8621(代表) 【FAX】 011-351-274076https://www.iwatagodo.com/執行パートナー田子弁護士(左より3番目)と競争法チームメンバー。競争法専門チームの組成 岩田合同法律事務所の歴史は1902年、後の司法大臣、日本弁護士連合会会長である故岩田宙造弁護士が「岩田宙造法律事務所」を設立したことに始まった。以来、企業法務を専門に扱う法律事務所の草分け的存在として、120年以上にわたり、我が国を代表する多くの企業等にリーガルサービスを提供している。 近時、同事務所では、新たに競争法の専門チームを立ち上げた。同チームは、当局による調査実務の対応経験や当局への出向経験を有する弁護士等によって構成されている。同チームの石川哲平パートナー弁護士は、「競争法の案件を取り扱うためには、当局の実務とその考え方につき掘り下げた理解が求められますが、競争法チームの弁護士は、当局対応を含めた豊富な経験を有するため、最新の動向を踏まえた実践的な助言が可能です。また、競争法はビジネスそのものを取り扱うため、クライアントのビジネスに関する理解も必要ですが、当事務所では顧問契約に基づき日常的に相談を受けていますので、ビジネスに即した戦略的な対応や、当局調査への迅速な対応も可能です」と話す。 執行パートナーである田子真也弁護士は、次のように語る。「競争法に関する相談は、知財、労務、税務など他分野と交錯することもありますので、幅広い法分野に関する知見や経験が重要となります。当事務所の弁護士は、クライアント企業の法律顧問として日々のさまざまな法律相談に対応できる総合力を備えたうえで専門分野へと移行していますので、他分野と交錯する案件についてもバランス感覚を持ったアドバイスが可能です。また、知財、労務および税務の専門チームとも連携するなどしてワンストップで支援できる体制が整っています」(田子弁護士)。 「競争法以外の法分野に強みを持つ弁護士が多いのも特徴の一つです。個々の弁護士がクライアントにとっての最善の解決策を考え抜くことは当然ですが、さまざまな知見を有する複数の弁護士が議論を交わすことによって、個々の能力を超えた解決策の提案につながることもあります」(石川弁護士)。 ニューヨーク州の弁護士資格をも有する岡村優弁護士も、競争法チームの魅力に惹かれた一人だ。「当事務所の競争法チームでは、定例の勉強会において最新の議論やノウハウの共有が行われるなど、クライアントにベストなサービスを提供する環境が整っていると感じます」(岡村弁護士)。 このような競争法チームの強みはクロスボーダー案件にも活きるという。「当事務所は、国際カルテルにおけ岩田合同法律事務所

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