Lawyers Guide 2024
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URL40〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館本館2階 【TEL】 03-6265-4680 【FAX】 03-6265-4681https://tandkpartners.com個々の弁護士の能力を最大化する“ワンチーム”という理念  大手法律事務所で研鑽を重ねた5名の弁護士が、2016年に設立したT&K法律事務所。依頼者にとっての最適解を導き出すため、常にワンチームで個々の案件に力を尽くす。そうした理念が幅広い依頼者層に支持され、7周年を迎えた2023年には、職員含め約90名(同年12月時点)の組織に発展を遂げた。 同事務所では創業メンバーを含め、異なるキャリアを積んだ弁護士達が一体となり、国内外を問わずさまざまな分野を横断する課題に対し、依頼者が求めるニーズに応じてアドバイスを提供してきた。規模の拡大に伴い、数千億円規模のM&Aから複数の国をまたぐ国際紛争、大規模な第三者委員会・調査案件等、企業の命運を左右するような依頼も増え続けている。 「大型案件の受任が増える中、それと同時に、ご依頼者様からの信頼を得たことによる、取締役会・株主総会運営に関するアドバイス、広告規制や労務、契約書のレビュー等、日常業務に関するご依頼も増加し続けております。また、ご依頼者様の業務の進め方やニーズを理解した“よき伴走者”として、近年では企業の法務部や一般社団法人等から、事業のあらゆる場面でのご相談を受けることも増えています」。そう話す瀬川哲弘パートナー弁護士は、6人目の弁護士として2017年に同事務所に加入した。 「創立から7年を経て、国内外のご依頼者様との間で培った広範な実績・経験が事務所に蓄積されていることに加え、さまざまな経歴のシニアカウンセルや顧問から、知見に基づくアドバイスを日常的に受けられる環境を整えています。このような基盤を有する総合法律事務所として、弁護士間の機動的な情報共有と最適なチーム組成を活かし、幅広いご依頼者様からのさまざまな依頼にワンストップで対応するのが当事務所の特長です。多くのご依頼者様に繰り返しご依頼いただいていることも、当事務所が提供するサービスの質にご満足いただいていることの表れだと思っています」(瀬川弁護士)。数々の強みを活かした独占禁止法分野や不祥事対応 ワンチームで依頼者のニーズを捉えた最適な解決策を導くために、同事務所はどのように日々の案件対応に取り組んでいるのか。同事務所において特に近年依頼が増えている分野を担当する弁護士にそれぞれ話を聞いた。 「当事務所では設立以来、海外の競争法対応を含め独占禁止法分野に関するアドバイスを幅広く行ってきましたが、最近では特に企業結合に関するご相談の他、景品表示法に関するご相談案件が急増しており、ご依T&K法律事務所

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