Lawyers Guide 2024
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URL96〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1 平河町森タワー11階・12階(受付)【TEL】 03-3265-3851(代表) 【FAX】 03-3265-3860(代表)弁護士の“のぞみ”に向き合うことでクライアントの“のぞみ”を叶えるhttps://www.nozomisogo.gr.jp/ 「クライアントの望みをかなえる専門家集団であること。しかし親しみやすくあること。“のぞみ総合法律事務所”という名前には、こんな創立者の願いがありました」。1995年に5名で発足した同事務所は、現在、所属弁護士40名を超え、2024年には業容拡大のため事務所を移転する。「実は、弁護士や事務局などメンバーの“のぞみ”、“将来こうなりたいという思いを伸ばせる事務所”という意味でもあるんです」。大東泰雄弁護士は、その名の“真の意味”を明かす。 たとえば弁護士が、“この分野の力を伸ばしたいから、官公庁に出向したい、留学したい”と希望すれば、事務所は後押ししてくれる。「私自身も、“独禁法の専門性を深めたい”と思い、“公取委に出向したい”と希望を述べたとき、先輩弁護士に背中を押してもらいました」(大東弁護士)。そして、“その分野なら自分だ”という自負を各弁護士が胸に抱く。「こうして、パートナーからその分野の事件を多く任されるようになるのです」。大東弁護士は自身のキャリアを振り返る。 各弁護士の興味関心を応援することは、高い専門性を持った質の高いサービス提供を行うための取組みだと、大手法律事務所での執務経験を経て同事務所へ合流した川西風人弁護士は指摘する。 「大規模事務所では同じような業務を取り扱う弁護士が多数いることも少なくありませんが、中規模事務所である当事務所では専門分野を異にする弁護士も多く、若手のうちから興味のある分野があれば、当該分野で多くの案件を担当することができるので、早く専門性を高められます」(川西弁護士)。 その過程で、専門性を有する分野と親和性の高い周辺業務も自分の強みとなる。それもまた魅力なのだという。 鳥居江美弁護士はエンタメ業界に造詣が深いが、「顧問になってみると、著作権法などの知財分野の相談だけでなく、たとえば従業員の労務問題や経営者の相続問題など、知財分野以外の相談が案外多いと感じます」と、専門分野だけでなくベースとなる多様な業務を経験するメリットを指摘する。一方で、業界最前線のぞみ総合法律事務所

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