■代表弁護士栗林康幸(東京弁護士会)■所属弁護士等弁護士数185名(日本弁護士179名、外国法事務弁護士1名、外国弁護士5名)、司法書士2名(2023年1月現在)■沿革2003年設立。2023年1月曾我法律事務所と経営統合慶應義塾大学法学部卒業。06年慶應義塾大学法科大学院修了。07〜19年検事(東京地検等)。19年弁護士登録。名古屋大学法学部卒業。08年弁護士登録。京都大学法学部卒業。10年京都大学法科大学院修了。11年弁護士登録。防止策の検討にはある程度の時間が必要です。迅速な初動と効果的な対策の両輪が重要と考えます。また、どれだけ高尚な理想を掲げても、実現できなければ何の意味もありませんから、依頼者が採りうる最も効果的な策を提案します。また、幼少期をドイツで過ごし、検事任官後もドイツに留学するなどの国際経験を活かし、外国企業からのコンプライアンス事案、刑事事件対応なども手がけ、グローバルな視点に基づくアドバイスも意識しています」(岸見弁護士)。います」(酒井夕夏弁護士)。45岸見 直幸 弁護士Naoyuki Kishimi クライアントのニーズを汲み取り 法律解釈にプラスαを 「法務部門が必要以上にリスクを強調すると、ビジネスが止まってしまいます。単なる法律解釈でなく、“法律解釈を自社に当てはめた上でどのように対応するのが最適か”という具体的な対応策が求められているということを念頭に置き、クライアントのニーズを的確に汲み取り、“かゆいところに手が届く”弁護士でありたいと考えています」。酒井夕夏弁護士は、上場会社から非上場の中小企業まで、さまざまなクライアントからの日常的な法律相談業務を中心に取り扱う。 「上場会社であれば法務、経営企画など役割分担が明確ですが、中小企業においてはマンパワーの問題から、法務の専任者がいないということも珍しくありません。クライアントの社風やビジネス上のリスクを十分理解した上で、外部の法律専門家としての客観的な視点も踏まえ、一歩踏み込んだアドバイスを心がけています。また、クライアントに即した最適解を見つけるためにも、所内の弁護士との情報交換だけでなく、弁護士会の勉強会に出席するなど、他社の対応状況やトレンドについて情報収集し、クライアントにとって効果的・合理的・実践的なアドバイスとなるよう努めて酒井 夕夏 弁護士Yuka Sakai小林 優嗣 弁護士Masatsugu KobayashiDATA 紛争の場面において 多面的な見方で光を当てる 「訴訟や紛争の当事者が見ている世界はお互いに異なっています。一面的な見方に対峙し、クライアントの立場で事案に異なる光を当てることによって初めて裁判所の適正な判断が得られることを肝に銘じ、個々の案件に取り組んでいます」。小林優嗣弁護士は、誰もが自分は正しいと思い込んでいる争いの場にあって、全員が見落としている光の当て方を見つけ出すこと、自らの関与が新たな気付きのきっかけとなることを意識しながら、個々の案件に向き合う。 「10年以上、不動産取引に関する紛争のほか、会社紛争、相続案件、知的財産関連事件、大規模公害事件など、多様な事件の紛争解決に携わってきた結果として予防法務の重要性を痛感しています。また、裁判所にビジネス感覚を伝えることの難しさを認識しています。クライアントへの出向も複数経験し、社内横断的な事案対応の過程を理解しました。さらに、法律や裁判実務にまつわる専門的知識は当然のこととして、事案に応じて必要となる各分野の業界知識や専門知識を積極的に学び、最近では医学や建築工学、原子力のほか、情報通信分野の知識の習得にも取り組んでいます」(小林弁護士)。
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