Japan Lawyers Guide 2022
84/133

https://sugimura.partners/JPATENT@sugimura.partners(出願関係)/LEGAL@sugimura.partners(争訟・法務関係)URLE-mail〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館36階  【TEL】 03-3581-2241海外の多数の法律事務所と緊密なネットワークを構築しており、国際案件の実績は180か国以上にわたるという。 「海外代理人との協働は、“顔が見えない”やり取りとなることが多く、日本からのコントロールが極めて重要です。“雑誌での評価が高い事務所に頼めば安心”ということは、まずあり得ません。我々は日常的に海外代理人と接触していますので、事務所ではなくローヤー本人の実力や人柄も考慮した“顔が見える”やり取りをすることができます」(杉村光嗣代表弁護士)。 創業99年目を迎える歴史と 広範な国際ネットワーク 1923年に創設され、黎明期から現在に至るまで日本の知的財産業界の発展に長らく貢献してきた杉村萬国特許事務所は、2017年3月の杉村光嗣代表弁護士の参画を機に、杉村萬国特許法律33事務所として、知的財産の創生から活用までをワンストップで支援する体制に進化した。現在はスタッフも含め総勢200名以上、特許事務所出身の法律事務所としては大規模である。 「特許権は出願から20年、商標権は更新により半永久的に続く権利ですので、知的財産戦略には中長期的な視野が必要不可欠です。時代を超えて続く事務所は、それだけ長期間にわたってお客様の知的財産戦略に寄り添う能力を有しているということです」(杉村憲司代表弁理士)。 同事務所は、特許事務所の中では国際案件を先駆けて取り扱ってきた事務所である。99年目を迎える歴史の中で日常的に国際案件を取り扱ってきたため、 元知財高裁判事、 元特許庁審判部門長等の知見を 最大限活用 同事務所では、専門的なバックグラウンドを持つさまざまなメンバーが活躍している。岡本岳弁護士は、元知的財産高等裁判所判事/東京地裁知財部部総括判事として、数多くの審決取消訴訟や知財権侵害訴訟を担当してきた。2018年に裁判官を定年退官後、杉村萬国特許法律事務所に参画したが、直前まで裁杉村萬国特許法律事務所

元のページ  ../index.html#84

このブックを見る