Japan Lawyers Guide 2022
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URLhttps://www.kikkawa-law.com/〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト11階 【TEL】 06-6201-2970 【FAX】 06-6201-2980士として迎え、根岸弁護士の知見を取り入れた実務の充実のほか、企業への情報発信を積極的に実施している。 さらに、一般社団法人中小企業再生型事業承継支援機構(TASSO)や全国倒産処理弁護士ネットワークの理事を務める野城大介弁護士を中心とした倒産・再生チームは、大型の倒産・再生案件に継続的に携わり、多くの信頼を集めている。 各案件に最低3名で取り組む複数受任制で対応し、事務所全体の協調性を重視するという同事務所。若手弁護士の積極採用も行っており、各弁護士はさまざま案件のチームに所属することで、企業法務に関するあらゆる分野の対応能力を身につけ、その後、独自の専門性を磨いていく。 京阪神のビジネスと共に培った “信頼”のリーガルサービス クライアントと共に関西経済発展の歴史を共に歩んできたきっかわ法律事務所。1942年に創立して以来、関西に本社を持つ大手企業をはじめ中小企業に至るまでクライアントに近い距離でリーガルサービスを提供してきた。 伝統的に訴訟・紛争解決案件に強いことで著名な同事務所だが、製造業の多い中部・関西地域において顧客のビジネスがグローバル化する中、国際企業法務に対応できる専門弁護士を継続して育成してきた。事務所内には国際案件を専門とするチームがあり、主に米国の弁護士資格を有した弁護士が所属している。 クライアントが首都圏に営業所や支社を置き、法務部や関連部署も移管することが多くなるのに合わせ、2009年には東京事務所を設立。東京での迅速な対応のほか、大阪事務所所属弁護士もテレビ会議等を通じたフレキシブルな対応をするなど利便性の向上にも努めてきた。現在は、東京事務所独自のクライアントも増加している。 また、近年は独占禁止法分野の拡充も図っており、2008年から神戸大学名誉教授の根岸哲氏を客員弁護 実務のみならず来歴も理解した 阿吽の呼吸の大規模訴訟対応 2013年から大阪事務所に所属する畑井雅史弁護士は、企業法務全般の業務を中心に企業の契約書作成や管理など、日常的なアドバイスを行いながら、同事務所のクライアントが抱える薬害と原子力の大規模訴訟のチームに参加し、顧客を支えている。きっかわ法律事務所

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