Japan Lawyers Guide 2022
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URLhttps://www.nishimura.comE-mailてきました。それは、サービスを実施する上で、自らの変革こそが必要と考えたためです。DXは分野横断的な側面があるため、プラクティスグループを作ることで異なる専門分野間の情報交換や研鑽を行いやすい環境を整えています。また、事務所のHPにも手を加え、この2分野に関する情報発信も強化しています」と説明する。info@nishimura.com〒100-8124 東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー 【TEL】 03-6250-6200(代表) 【FAX】 03-6250-7200 最先端で求められる価値の実現を サステナビリティ・DX分野で推進 アジア・欧米を中心に世界に18の拠点を持ち、600名以上の弁護士を擁する西村あさひ法律事務所。日本最大の国際法律事務所として国内外の弁護士が緊密な連携をとることで日本国内の案件はもちろん、インバウンド・アウトバウンドに関する案件に対しシームレスにリーガルサービスを提供できる体制を整えている。 “法の支配を礎とする豊かで公正な社会を実現する”を基本使命として掲げてきた同事務所は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行の前後で大きく変化を遂げた社会に求められる最先端の価値を提供するため“サステナビリティ”と“DX”をテーマとしたプラクティスグループを立ち上げた。 2020年に新しく執行パートナーに就任した中山龍太郎弁護士は「我々は日本の法律事務所としていち早く「Diversity & Inclusion宣言」を行い、施策を実施し D&I推進会議を設置 多様性を実現・発信できる体制に 通常はプロジェクトファイナンスやPFI/PPP分野の業務を手がける曽我美紀子弁護士は、2020年1月、同事務所内に他の有志と共に“D&I推進会議”を立ち上げ、幹事メンバーを務めている。 「2019年にダイバーシティ推進室を設置し、専属スタッフを配置しましたが、D&Iは法律事務所経営の根幹であるとの理解から、弁護士を中心とする9名のメンバーで構成する会議体“D&I推進会議”を並存する形で立ち上げました。国内法律事務所ではまだ珍しい例かと思西村あさひ法律事務所

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