Japan Lawyers Guide 2022
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URLhttp://www.glo.com.cn/〒100025 中国北京市朝陽区建国路81号 華貿中心1号写字楼15階・20階【TEL】 8610-6584-6688  【FAX】 8610-6584-6666北京本部エントランスにリーガルサービスを提供する”という目標のとおり、現在は手がける案件の半数以上を渉外業務が占めるという、中国を代表するグローバルな大手法律事務所である。 同事務所では、日中平和友好条約の締結から40周年を迎え、冷え込んでいた日中関係の改善の兆しが見え始めた2018年に、日本企業関連の業務を扱う専門部署である日本業務チームを設立。 「日本業務チームの理念は、日系クライアントの企業文化を踏まえた高品質なリーガルサービスの提供と、クライアントのニーズに効率的に応えること。弁護士全員が日本での留学経験を持ち、日本語が堪能な上、日本のカルチャーや日本法にも深い造詣を持つ私たちのチームが、日本企業や日系企業の窓口となってニーズを真摯に汲み取り、所内の専門家と緊密に連携しながら案件に対応しています」。そう話す劉淑珺弁護士は、北京大学を卒業後に東京大学で学び、中国の他の二つ 改革開放後最初の法律事務所 1978年からスタートした市場経済への移行や対外開放を目的とする“改革開放”政策によって、ダイナミックな変化を遂げた中国。中国改革開放後最初の法律事務所として、そうした中国社会の変化とともに歩み、同国のビジネス法務の最前線を走り続けるのが、2022年で創建43周年を迎える環球法律事務所だ。 「専門性を絶えず磨きながら、誠実にクライアントに向き合うことが大切」と事務所のポリシーを語るのは、マネージングパートナーの劉勁容弁護士。北京、上海、深圳、成都と中国国内に四つの拠点を構える同事務所では、ファイナンスや投資、海事、知財、紛争解決、リスクマネジメントといった多岐にわたる領域において、分野をまたぐ総合的なリーガルサービスをワンストップで提供。設立当初からの“グローバルな視野、グローバルなチーム、グローバルレベルの品質をもって、国内外のクライアント環球法律事務所

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