Japan Lawyers Guide 2022
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URLhttps://ohebashi.com大阪事務所 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー27階       【TEL】 06-6208-1500(代表) 【FAX】 06-6226-3055東京事務所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル2階       【TEL】 03-5224-5566(代表) 【FAX】 03-5224-5565名古屋事務所 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-4-10 名古屋クロスコートタワー16階       【TEL】 052-563-7800(代表) 【FAX】 052-561-2100えさせる育成方法をとっている。その点について小野洋一郎弁護士は「若手育成においては、専門に特化させ毎日同じ分野に携わらせた方が事務所としての効率はよいでしょう。しかし、蛸壺的な知見では顧客満足度の高いサービスは実現できません。育成側にとっても若手にとっても負荷が高い方法ではありますが、このプロセスは不可欠だと考えています」と語る。小野弁護士も若手の時期には毎日のように異なる分野に取り組む日々を送ったそうだ。 「我々のクライアントは中小企業から大企業までさまざまです。中小企業の場合は特定の法分野に特化してご相談いただくことは少なく、弁護士がまず争点を整理する必要があります。大企業の場合は分野を絞り込んでのご依頼も多くありますが、その場合も問題を横串で通して確認し、違った切り口の問題やリスクがないか検証する過程は欠かせないのです」(小野弁護士)。 企業法務への幅広い基礎知識と 多彩な専門知識を持つ弁護士を育成 1981年に大阪で開所した弁護士法人大江橋法律事務所は1995年に上海事務所、2002年に東京事務所、2015年には名古屋事務所を開設し、クライアントサービスの充実および業務拡大に務めてきた。現在、東京事務所は大阪事務所と同規模に成長し、弁護士は外国法事務弁護士を含め約150名にのぼる。 近年、高度化・専門化が著しい企業法務分野に対応するため、同事務所には多様な専門領域を持つ弁護士が在籍する。一方で、所属弁護士は訴訟やM&Aをはじめ、企業法務に関連する案件を一通り経験し、クライアントの相談に柔軟に対応できる知見を併せ持つ点が特徴だ。 同事務所では、入所後数年は若手弁護士にあえて異なる分野の案件を常に複数担当させ、知見を蓄弁護士法人大江橋法律事務所

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