Japan Lawyers Guide 2022
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URLhttp://www.y-lawoffice.com/〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-14 ビュレックス京橋7階 【TEL】 03-6268-9511(代表) 【FAX】 03-6268-9512短距離の業務遂行が最善であるとは限らず、より着実に問題を発見・処理し、またより上手に事案が着地する可能性が見出せるのであれば、一見遠回りと思える依頼でもまったく厭いません。“業界団体の会合に出席して話を聞いてほしい”“新たなガバナンス・システム設計にあたり監督当局との相談に立ち会ってほしい”という顧客の率直な要望にも喜んで応えますし、実際、今日もそのような依頼に同席してきたところです。複数の顧問弁護士と契約する大企業であっても、暗中模索でPJを推進するような案件では当事務所をお選びいただくことも多く、信用して巻き込んでくださっていることを嬉しく思います」。 顧客企業が自社の財産にこめる愛情と矜持を自然と引き出せる能力と資質。訴訟代理業務の成果にも山下総合法律事務所らしさがあらわれる。「太陽光発電事業者が、メガ・ソーラーシステムの雪害による破損に起因して転売先から損害賠償請求された案件を被告側で訴訟代理しています。JIS規格との適合性に始まり、複雑な技術的内容や原告側の落度(土地・設備およびシステムのメンテナンスの不十分性)にかかる明解な主張立証はもちろんですが、これに加え、依頼者が自社製品の開発・製造に注いできた労力や熱意をしっかりお聞きし、弁論に耐えられる法律論とロジックに落とし込み、裁判官に訴えかけたことが実を結び、有利な方向で現在審理が進んでいます」。 顧客企業と“共に”、“一歩先”へ Going Extra Mile —顧客企業やその担当者と一緒にさらに一歩先へ。個別案件へのサービス提供だけで完結することなく、お互いのことを“好き”になり、顧客一人ひとりとどんな相談でも腹を割って話せる揺るぎない信頼関係を築いていく。山下総合法律事務所代表パートナー・山下聖志弁護士は、その度量をもって案件と顧客に臨む。「弁護士の仕事は、“量”で測られるものではまったくなく、顧客企業と“共に考え、共に一歩先を行く”という意識と行動が求められています。私は、顧客の方々と同僚の弁護士の両方との間で、“次のステップとして何が求められるか” “社内外でその道筋をつけるために必要な資料・情報・ロジックは何か”などと問いかけ、一緒に考えることを常に行います。問題解決に寄り添う姿勢は大切ですが、その場所にとどまらず、顧客企業と手を携えて常に一歩前に進んでいく熱意が当事務所の提供するサービスの源泉です」。 コーポレート業務を中心に、顧客企業の“次の一手”を支えることを売りにする法律事務所が増えているが、同事務所の優位性と付加価値は際立っている。「“Going Extra Mile”の達成状況は所属弁護士の人事評価項目に組み入れています。また、当事務所の付加価値は“ソリューションの柔軟さ・幅広さ”にあります。顧客企業にとって、常に最山下総合法律事務所

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