22URLhttps://www.foresight-law.gr.jpクライアントのビジネススキームが派遣業法などに抵触する可能性があり、上場審査に入るとその適法性に疑義を持たれる可能性がありました。派遣業許可を取得するとなるとハードルが高くなるので、極力現在のスキームを損なわず、かつ法令違反とならないフローを提案し改善を図ることで、無事IPOを実現することができました」。由木弁護士は、自身の経験をこのように語る。 同事務所のこうした姿勢を知り、IPO審査に苦慮する企業が駆込み寺のように相談を寄せることもある。「業績が予算どおりに進捗し、コンプライアンス体制やコーポレート・ガバナンス体制がきちんととれている企業はIPOを実現させることができますが、審査に通らなかった企業の場合、再度の審査はマイナスからのスタートになるので、挽回するにはかなりのノウハウが必要になります。当事務所では、こうした企業からの相談を受けて、コンプライアンス体制やコーポレート・ガバナンス体制の構築のサポートに携わるケースもあります」(大村弁護士)。 当然、こうした企業との関係は、IPO成功後も続いて〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2 日比谷ダイビル15階 【TEL】 03-6457-9481(代表) 【FAX】 03-6457-9482弁護士 Recruit Guide 2024経験弁護士司法修習予定者 12年に及ぶIPOの確かな実績 「少数精鋭の法律事務所として2011年に設立し、現在は、由木竜太、深町周輔、美和薫、春山修平、板井貴志、そして私の6名のパートナーシップで経営に携わっています。私たちはこの12年間で80社以上の顧問先や社外役員関与先等、継続的なクライアント(以下「顧問先等」)のIPOに関わってきました。ITやWeb関係の企業のほか、AIやセキュリティ等のTech企業、HRや不動産等からエネルギー、宇宙ビジネスを行う企業まで、幅広い業種の顧問先等が増えてきています」。フォーサイト総合法律事務所の代表パートナーを務める大村健弁護士は、これまでの活動をそう総括する。 同事務所への依頼は、既存の顧問先等のみならず、証券会社、監査法人、信託銀行などからの紹介も多いという。同事務所がベンチャーやスタートアップ企業のほか、証券会社等のIPO関係者から大きな信頼を得ている理由の一つは、その実績と経験値はもちろんのこと、“時には慣習や固定観念を捨てて取り組む”という理念に基づく弁護士たちの姿勢であろう。「あるフォーサイト総合法律事務所
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